« 続・がんばれ「すき家」 | トップページ | カミソリは貝印に決めた »

2015年1月19日 (月)

西国街道に遊ぶ

広島と岡山での取材が入った。15日(木)夕方に広島で1件、16日(金)昼過ぎに岡山市内で1件の取材をこなしてからクルマで2時間余の山ん中にある西粟倉村で3件取材するというハードスケジュール。東京から広島までは新幹線で4時間かかる。丸1日半を仕事でつぶして、帰ってくるだけというのでは、なんだかむなしい。

そこで、もう1泊して仕事&観光というスケジュールを組んだ。

まず、15日(木)12:10東京発ののぞみ31号で一路広島へ。途中、新幹線の中でiPad miniをWiFiに接続できるか試す。実は、iPad miniをアップルの直販サイトで買うとソフトバンクのWiFiスポットを2年間無料で使えるようになっているのだが、その契約期間が昨年末に切れたので、新たにNTTとWiFiスポット利用契約を結んだのだ。家の固定電話がNTTの光フレッツなので、月200円で済む。その契約後、初めてつないでみたが、なんとかつながりひと安心。

取材先のホームページなどをiPad miniでチェックしたりしているうちに16:11広島着。

Photo

路面電車に乗り、八丁堀で下車。

Photo_2

たっぷりと用意された資料を前に1時間かけて話を聞くという取材。終了後は、その人の部下たちと夜の街に。会費制だというので気を遣う必要もなく飲んで食べた。一人3200円。

広島駅近くの大浴場のあるホテル「アークホテル広島駅南」に泊まる。

んで、朝8時に迎えのクルマが来て岡山へ。ねむ。

岡山市で某社長へのインタビューをこなしてから昼食。鶏白湯ラーメン。

再びクルマで岡山の奥地、西粟倉村へ。

Photo_3

(道の駅「あわくらんど」)

噂通りの山の中。見渡す限り山林。西粟倉村はスギやヒノキの森林を守るために、50年を過ぎた使いごろの木で家具などを作り、次の50年を見据えた植林も進めるという百年森林構想に取り組んでいて、県外から若い家具職人や建築家たちが移住してきているという日本の田舎の中でも注目されている土地なんだ。知らなかった。

そのキーパーソンたちに話を聞いて感激。んで、仕事を終えて、同行のうち3人は広島に帰り、1人は神戸をめざし、おらは岡山へというわけで、近くの駅で解散。

Photo_4

近くの駅の「大原」。こっからいよいよ自由行動ぉぉぉぉぉ、やったぁ。

智頭急行智頭線17:45大原発に乗車すると、隣の駅が「宮本武蔵」。う~ん、降りてみてぇという衝動を抑えて、上郡でJR山陽本線に乗り換え、岡山に19:30着。

大浴場がある「三井ガーデンホテル岡山」にチェックイン。さっそく、広島の人たちに教わった「庄や」へ。目印の何とかホテルの隣だというので、グーグルの地図を頼りに行くと、あったあった。ただ、あんまりお得感がない。料理も酒もフツー。地元の人しか知らないほりだしの店という感じがしない。こんなもんかと思いつつ、生ビール2杯、角ハイボール1杯、刺身の3種盛り、魚介串焼き5種盛りで〆て約3700円。ちょっと高い。

外に出て、もう一度何とかホテルの周りを調べてみて唖然。何と、ホテルをはさんでもう一軒「庄や」があった。看板を比べると、おらが入ったのは「日本海 庄や」。立派な全国チェーンだ。もう一軒は「磯料理 庄や」。いかにも、新鮮な魚介が安くてうまそうな感じ。

グヤジィー! やられた。実は店を教えてくれた人が「全国チェーンの『庄や』とは違いますから」と念を押してくれていたのだ。だけど、こんな近くに紛らわしく「庄や」が並んでいるなんて、思いもしなかった。普通、避けるだろ。全国チェーンの方が後から開店したのに違いない。こりゃ詐欺だろう。金返せっ!と叫びたくなった。腹はすでにいっぱいだから、本来の「庄や」に入り直すわけにもいかず、むなしくホテルへ。

んで、17日(土)朝。たっぷり8時まで睡眠を取り、朝風呂を楽しんでから、前夜に近くのセブンイレブンで買っておいたサンドイッチとミルクで朝食を済ませる。さっ、観光ぉぉぉぉぉ。

まず岡山駅のコインロッカーにキャリーバッグを預けて出発。

Photo_5

駅の東口から街の中央をまっすぐ伸びる「桃太郎大通り」を歩いて岡山城に向かう。

Photo_6

西川緑道公園↑などを眺めながらぶらぶらと歩いていくと、20分ほどで岡山城に。

Photo_7

「廊下門」↑をくぐって、階段を昇り、右手に進むと月見櫓↓の前に出る。

Photo_8

本丸内で戦火を逃れた唯一の建物で、国指定重要文化財だ。

んで、天守閣は空襲で焼失後、昭和41年に再建された鉄筋コンクリート製↓

Photo_9

黒い板で覆われていて「烏城(うじょう)」と呼ばれたそうだ。

天守閣内には備前焼工房の体験ができる店やおみやげ屋のほかに、刀剣や甲冑など岡山城の歴史にまつわる数々の史料が展示されている。

Photo_10
(天守閣から後楽園方面を望む)

続いて、旭川にかかる月見橋を渡って「岡山後楽園」へ。

Photo_11

岡山城との共通券560円を購入済みなので、そのままチケットを見せて入場。

これで、水戸偕楽園、金沢兼六園と合わせた日本三名園を制覇。やったぁ。

1

2

春や秋の様子を想像しつつ、散策。

ついでに向かいの岡山県立博物館も見学。「宇喜多氏と長曾我部氏」という展示会をやっていたが、こんな展示(常設)↓のほうに興味がわいたりして…。

Photo_12

(懐かしの昭和の家庭の居間)

このあと蓬莱橋を渡って、今度は「夢二郷土美術館」へ。

Photo_13

「竹久夢二ってやっぱりヘタウマの元祖だよな」と思いつつ、夢二の見返り美人風の絵のラベルが貼られた梅酒(800円)をカミさんへのお土産用に購入。

もう一度、蓬莱橋を渡り、バス停でバスを待つ。時刻表を見ると1時間に3本しかなく、そのうちの1本の時刻をすでに1分ほど過ぎている。もうバスは行ってしまったのか、これから来るのか不明。少し疲れていたので、待ってみる。5分ほど待ったが、バスは来ない。やっぱり、もう行ってしまったんだろうなぁと思い、歩きだすと、後ろからバスっぽい音が聞こえる。振り返るとまさしくバス。大慌てでバス停に向かって走ると、運転手が気が付いて、おらを待っていてくれた。

というわけで、ふたたび岡山駅。東口に建つ「青春感謝」と題する碑。

Photo_14

旧制六高の卒業生が地元への感謝を込めて建立したのだそうで、まさしくマントに高下駄の旧制高校生の姿だ。マントで見えないが、きっと腰には手ぬぐいがぶらさがっていることだろう。土台の後ろに「胸に無限の 覇気あらば 守れ不屈の 意気の香を」と刻まれている。校歌か寮歌か応援歌の一節なのか、いいねぇ。

な~んて感心しているうちに急に腹の虫が鳴った。時計を見ればもう12時過ぎ。そのまま目の前にあった「すき家」に入り、いつもの紅ショウガ丼を食らう。

次にJR山陽本線で倉敷へ。岡山から倉敷までは4駅17分で着く。

目当てはもちろん、美観地区と呼ばれる有名な観光地。

Photo

大原美術館はスルーしたものの、思いのほか広く、みやげもの屋と食いもの屋が大半なのだが、それぞれの店が個性的な感じで、こりゃあ、その気でくれば一日遊べるぞっと感じた次第。

Photo_3

花嫁行列にも遭遇↑。こりゃ、初春から縁起がいいわい。

てなことを考えているうちに、どっと疲れが出てきた。考えてみれば、倉敷駅で降りてから、ずっと歩きっぱなしだ。

それでもめげずに歩き続けて倉敷駅に到着、岡山駅に戻る。岡山駅の地下街で生ビール2杯と熱燗1本をドテ焼きなどをつまみにいただき、16:42岡山発のぞみ136号で帰京。20:03東京駅着。この時点でケータイの万歩計は2万歩を少し超えていた。久々によく歩いたものだ。

« 続・がんばれ「すき家」 | トップページ | カミソリは貝印に決めた »

出張」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/594586/60996296

この記事へのトラックバック一覧です: 西国街道に遊ぶ:

« 続・がんばれ「すき家」 | トップページ | カミソリは貝印に決めた »

無料ブログはココログ

最近のトラックバック

ウェブページ