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2015年6月 1日 (月)

健康とお金

血管年齢80代、肺年齢90歳………。

4月30日に受けた総合ドックの結果を聞いてきた。

ドックを受けた日に、1カ月後の日曜日の夕方6時半という不思議な時間に予約してくれていたので、カミさんにも小生の身体のことを知っておいてもらったほうがいいだろうと思い、カミさんを連れて例の成金趣味の豪華過ぎるクリニックへ。予約時間の10分前に来るようにと言われていたので、家を6時5分に出たら、6時15分に着いてしまった。近っ。

んで、まだ入ったことのない第3診察室の前の超豪華ソファで待たされる。ソファに座ると、目の前には豪華なガラス張りの飾り棚があって、中には超豪華そうな食器類が所狭しと並べてある。ソファで待たせるのなら、食器を見せるだけでなく、その美しいコーヒーカップに美味しいコーヒーを注いでくれればいいのにとカミさんと話しながら待っていると、予約時間よりも5分遅れで呼ばれて中へ。

第3診察室は検査結果を伝えるための専用の部屋らしい造りになっていて、前回入った第1診察室のようにダダっ広い感じはないが、仕切りだけでドアのない別室に看護師が控えている。

早速、このクリニックの主であるS先生が3テスラのMRI画像を見せながら頭部から順に説明し始めた。まず、この17万円余もする検査を受けるきっかけとなった脳動脈瘤だが、1テスラのMRIで見つかったものが2つとも脳動脈瘤ではなかった。2つあったはずの脳梗塞の跡も無くなっていた。なんじゃい、んじゃ、高い金を払ってドックなんか受ける必要はなかったじゃないかと内心ほっと安心しつつも複雑な心境。だが、それも束の間。その代わりに、前回は見つけられなかった場所(右内頸動脈後交通動脈分岐部=右目の後ろ辺り)に「血管拡張ないしは微小動脈瘤」が見つかったという。1.2mm程度というから、要観察ということで、今、何かしなきゃいかんということではないらしい。

あと、脳内に「慢性虚血性変化がみられる」とかで、よくわからんが、やっぱり血管が切れたりする可能性が高いので、これからも気をつけるにこしたことはないようだ。

さらに、脳に萎縮が見られるのだという。「海馬傍回を中心とする内側側頭部に萎縮が疑われる」そうで、やはり何のことだかわからんが、脳が小さくなっているのだから、痴呆症に近づいているということかも。

と思ったら、「VSRAD解析結果」というやつで、「関心領域内の萎縮がやや見られる」ということで、やはり認知症になる可能性が健康な人に比べて高いのだという。だんだん嫌な気分になってきた。

続いて頸動脈超音波の結果。ここでは、血管壁の厚さから動脈硬化の程度を調べるのだが、血管の壁に脂質のゴミみたいなものが堆積していて、左側の頸動脈は最大1.67mm厚、右側は同2.29mm厚。「1mm以上だと良くない」(S先生)というから、もう完全にアウト。結論として、「血管年齢は80代です」という。もういやっ。

次に肺。「肺気腫になってます」(S先生)。がっくり。前の会社の喫煙ルーム仲間に肺気腫を患っているやつが多かったけど、おらもやっぱりそうなんだ。「タバコをやめて良かったですね、吸ってたら今ごろ大変だったかも」とS先生。つまりは、放っておいても良さそうだ。まっ、肺気腫とか言われてもタバコをやめない連中も多いから、そんなに心配ないのかな。

胃の画像は胃カメラで撮ったようにきれいに撮れている。これが3テスラMRIの威力なのか。んで、「胃はきれいですね」と、本日初めてほめてくれたので、「ピロリ菌も2年ほど前に退治しましたし」と調子に乗って報告。すると「退治しておいて良かったです。こういう胃壁の人は胃がんになりやすいんです」とのこと。なんという名称か忘れだが、胃壁のヒダが少なくのっぺりしているタイプのようだ。

腎臓は左右とも嚢胞というのがあり、結石もある。その結石が下のほうに降りてきて尿道結石になったりするかもしれないとの由。ほかに脾臓にも小嚢胞あり。

肝臓、胆嚢、膵臓、副腎は異常なし。ホッとしたのも束の間。「内蔵脂肪はなんとかしないといけないですね」とS先生。

内蔵脂肪は100平方cm以上だとメタボ判定なのだが、小生は195.15平方cmで「過剰です」との由。

10年前に突発性心房細動になって以来、気になる心電図はほぼ正常だったようで、「もとに戻りましたね」ということらしい。

続いて血圧脈波検査の解析でも動脈硬化が指摘される。動脈硬化の危険度13.5%で、「10年以内に脳梗塞や心筋梗塞など血管疾患が発症する危険度」なんだそうである。

骨密度は同年齢の人の平均値の94%でまずまず。

肺活量などから分析した肺年齢は90歳。ギャフン。水泳が50m以上続けられないのはこのせいかも。ハイライトを40年間にわたり愛煙してきたツケなんだろうなぁ。

あと、血液検査ではいつものクレアチニン過多などを指摘されたほか、「SCC抗原精密測定」という聞き慣れない項目の値が高いという。がんマーカーの一種で、膀胱がんや肺がんなどの症状があると高くなるという。「がんは確認できなかったから、なぜ高いのか、ちょっと気になります」とのこと。

良かったのは血液のサラサラ度。今はワーファリンをやめているにもかかわらず、サラサラで問題ないとの由。良かったぁ。

その他の諸々はだいたい良好。総合判定はA(異常なし)4個、B(有所見健康扱い)1個、C(経過観察)6個、D(要再検査)6個、E(要精密検査)0個、F(要治療)1個。なんだか大学の時の成績表みたいなんだが、Fというのは「酸化ストレス・抗酸化力測定」。

「活性酸素・フリーラジカル測定結果」というものによると、「酸化ストレス度がかなり高い」のだそうだ。いわば身体が酸化しやすいのだという。動脈硬化を治すには、この酸化しやすい身体を改善し、内蔵脂肪を減らすべく努めるべしというのが結論のようだ。

んじゃ、どうしたらいいかというと、栄養バランスを取ることと、ゆっくり食べること、それに適度の運動。まっ、普段から心がけていることなんだけどなぁ。

んで、S先生、これらの結果が印刷された39枚のA4紙をファイルにしたものと、専門用語を解説したパンフ、それに認知症予防パンフをくれた。さらにさらに、食事療法を補完するものとして、サプリメントを勧める。「なるほど、そういう商売か」と思いつつも、抗酸化力を高めたい一心で藁にもすがる気持ち。2種類あるうち、小さいほうを注文。ついでに、先々週のA総合病院でもらいそこなったカミさん用の便秘薬を処方してもらう。

Photo

(総合ドックの結果レポートやパンフ。左上がサプリメント)

さて、会計。便秘薬(3カ月ぶん)の処方は1,400円ほどで済んだが、サプリメントは7,500円もした。しかも1カ月ぶん。なくなったら、クリニックでいつでも販売しているので、来てくださいとのこと。家に帰ってよく見たら、このクリニック専用に作らせたものなんだ。いい商売やってるなぁと改めて感心。成分を見ると、「赤ワインエキス」とある。こんなんで効くんだろうか。

次は半年後の11月に検査するのだそうだ。このサプリを飲み続けていれば半年後に動脈の血管壁は薄くなっているのだろうか。もし、飲まないでいて、厚いままだったら、サプリを飲まなかったせいにされるんだろうなぁ。ということは、少なくとも半年は飲み続けないといけないのか。ひと月7,500円は痛いなぁ。ほんと、いい商売しているなぁ。

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