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2015年10月25日 (日)

さすが歌手協会相談役!?

休み♪

少し前に、テレビ東京の「THEカラオケバトル」という番組で、ストリートシンガー代表の冨田麗香が荒井由実(松任谷由実)の「ひこうき雲」というのを歌っているのを聞いて、いい曲だなぁと思い、ネットで調べてみると、なんと42年も前の1973年(昭和48年)にリリースされた曲だった。松任谷由実が高校生のときの作品なんだそうだ。知らなんだ。

一昨年のスタジオジブリの宮崎駿監督作品「風立ちぬ」の主題歌にも使われたということも初めて知った。これについては、「ちょっと違うんじゃね?」と違和感を覚えたけど。だって、歌のほうは孤独な少年が空に飛びたつという比喩的な悲しいテーマなのに、映画のほうは戦争のため、つまりは人殺しのために本当に空に出撃しちゃう話なんでしょ、観てないけど。あっ、違うか、戦闘機を設計した人の話か。どっちにしても、戦争関連だから、テーマが真逆な感がする。そこがアイロニーというかブラックユーモアってんで採用したのかもね。

それはそうとして、今度はYouTubeで「ひこうき雲」をググッてみると、プロでは松浦亜弥、aiko、森山愛子、ユーチューバーではGoosehouse、bebe、uruなど歌のうまい連中が軒並みカバーしている。やっぱりみんなに好かれるいい歌なんだなと納得。のどに自信のある歌手が好む曲というのは、ある種の共通性があると思う。前に取り上げた服部良一の「胸の振子」もそういう歌の一つだ。

それら「ひこうき雲」をカバーしている歌手の中に雪村いづみがいた。かつて江利チエミ、美空ひばりと三人娘を組んでいたあの雪村いづみだ。聴いてみると、とてもいい感じを出している。

親父は美空ひばりの熱烈なファンだったけど、おらはこの三人娘の歌をよく知らない。まぁ、美空ひばりについては星野哲郎作詞、船村徹作曲の名曲「みだれ髪」をリリース後7年くらいしてから知って好きになったけど。雪村いづみは、シャンソン系の歌が多い歌手というイメージくらいしかなかった。

ウィキペディアで調べてみると、父親が早逝したので、家族を支えるために中学を卒業してすぐ、ダンス・ホールで歌手として働くようになり、レコード会社に見出されたシンデレラガールなんだ。歌がうまいっていいなぁ。んで、現在78歳で日本歌手協会相談役とある。いまやいわば歌手の大御所なんだ。

そこで今度は、わが街の図書館のサイトで「雪村いづみ」を検索すると、CDが4枚あった。んで、さっそく借りてきたのがこの2枚↓

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左の「NEW BEST ONE」はいつリリースされたのか不明だが20曲のうち13曲がモノラル。右の「'70s&'80s」は2枚組みでボーナストラックの1曲を除いてすべてステレオ音源だ。

やっぱり、うまいなぁ。声に張りがあって、声量も豊か。高音域も無理なくのびやか。今さらいうのもなんだが、すごい歌手である。欧米の楽曲の訳詞ものが多いが、初めてでも最初からスッと素直にわが身体に入り込んでくる曲ばかりだ。シャンソン風の散文調に人生を歌った曲を聴いていると、なんだか涙がでてきてしまう。そんな中に、彼女の人生が二重映しになるような曲があった。

「歌のある限り(KEEP ON SINGING)」

日本語詩:山川啓介

歌えば/みんなを幸せにできる         おまえはいつでも力の限り歌うんだ

そうさ歌って/みんなに愛をおしえろ  やさしいパパから私は/いつも言われてた

(※)そうさ歌えば/みんなを幸せにできる  おまえはいつでも力の限り歌うんだ

そうさ歌って/みんなに愛をおしえろ   やさしいパパから私は/いつも言われていた

生まれてすぐに/ママが死んで     パパが私を/育ててくれた

6つの時には/街角で歌い        まずしいパパを/助けてあげたわ

(※)

いつしか自分の/バンドを作り      私は歌って/旅をつづけた

お金は無くても/幸せだった       大好きなパパの/笑顔を見れば

(※)

歌こそおまえの/命なんだと       教えてくれた/パパも死んだ

ふるえる両手に/私を抱いて       いつもの言葉/つぶやきながら

(※)

トータル約60曲を聴いているうちに、叔母の声に似ていることに気付いた。今は亡き母親は5人姉妹なんだが、その末っ子の叔母だ。まだ健在で80代半ば。若い頃は、とても美人で、しかもジョークを言っては大声で笑うとても明るい女性だった。今もそれは変わっていない。昔から憧れの女性だった。遠くにいるそんな叔母のことまで思いださせてくれて、雪村いづみがすっかり好きになってしまった。しばらく、わがiPodに納まっていることだろう。

こうした古い楽曲でも、十分に新鮮な感じで楽しめるということを考えると、わざわざお金を出してまで新譜を模索することはないなぁという感じがしてきた。新譜も自然な形でいいなと気づいたらそのときに入手すればいいんだ。書物でふだんは青空文庫を活用するのと同じ考え方だ。古典を漁らなきゃ、まだまだ日本の文化の底は深いぞ。

てなわけで、GooglePlayミュージックを有料期間に入る前に解約した。AppleMusicもすでに解約しているので、音楽配信サービスとはすべて縁をきった。我ながら、熱しやすく冷めやすい性質ではある。

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