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2016年8月10日 (水)

奥州平泉に遊ぶ

夏休み♪
 
去年に世界遺産検定2級を取得して今年は1級に挑戦したものの落第したカミさんの提案で、この日曜・月曜と1泊2日で平泉に行ってきた。
 
8月7日(日)
 
JR新幹線やまびこ163号で14:01一ノ関着。
 
タイムズレンタカー一ノ関駅前店で予約済みのレンタカーを調達。
 
さっそく、毛越寺へ。
 
Photo
 
平泉といえば、一に中尊寺、二に毛越寺。おらにとっては、エネルギー担当記者として、当時の三菱石油の子会社だった東北石油の製油所見学会に附随した観光として、両名所を訪問して以来のことだから、ざっと二十数年ぶりのことになる。2回目とはいえ、ほとんど記憶に残っていない。
 
まず、この門を入って左手にある宝物館で、藤原氏三代の栄枯盛衰の歴史をざっとおさらい。その先にある松尾芭蕉の句碑「夏草や兵どもが夢の跡」を左手に眺めつつ本堂にお参り。続いて、藤原氏三代が築いた浄土庭園をぐるりと一周。臨池伽藍跡を一つ一つ確認しつつ、往時を偲んでみる。
 
Photo_2
 
毛越寺を後にして、近くにある金鶏山へ。
 
登山口にある義経妻子の墓にお参り。
 
Photo
 
頂上まではわずか220mと案内板には書かれているが、山道をみると、かなりの急峻。それでなくても、みちのくの思わぬ暑さに参っていたので、引き揚げようとしたら、カミさんが登ろうという。
 
仕方なく、ぜぇぜぇ言いながら登りきったが、あと100mあったら命絶えていたことだろう。頂上には小さな祠が一つあり、はるか眼下に広がる平泉の街を見守っていた。
 
いったん山を下りてレンタカーで、平泉文化遺産センターへ。
 
Photo_3
 
世界遺産に登録された平泉の文化遺産を紹介する施設とあって、入場料が無料にもかかわらず、かなり充実した内容。歴史史料類だけでなく模型や動画なども駆使して、平泉の歴史をわかりやすく伝えている。
 
とくに、兄・源頼朝に追われた源義経が平泉に逃げ帰った際、育ての親ともいえる藤原秀衡が宴を開いて歓待した様子が模型で展示されていて興味を引いた。
 
京都の鞍馬寺で育てられた牛若丸は、元服して義経と名乗るようになった頃、秀衡の命を受けた金売吉次という商人が諄々と諭して平泉に連れて来た。その6年後、頼朝が平家の世直しのため挙兵すると直ちに参戦。壇ノ浦の合戦に至るまで数々の戦果を挙げるが、その名望に嫉妬した頼朝に追われる身となる。歌舞伎の「勧進帳」で有名な安宅の関を弁慶の機転で切り抜け、ほうほうの態で平泉にたどり着いたわけだが、模型をみると、館の中心に義経やその家臣と秀衡らがごちそうや酒杯を前に座り、眼前に広がる広大な庭には雅楽の奏者や女官ら数多の着飾った人々が列をなしていて、義経は大いに歓待されたんだなぁと今更のごとくほっとする。
 
秀衡の後を継いだ4代目の泰衡は頼朝を恐れるあまり、「義経を守れ」という秀衡の遺言に背いて義経を奇襲。弁慶が仁王立ちで満身に敵の矢を受けて守ったのもかなわず、義経は火に包まれながら妻子とともに自害。その数カ月後には泰衡が頼朝に討たれるという数奇な歴史の一幕に思いを馳せずにはいられない。
 
てなことを考えていたら閉館の時間が迫ったので、レンタカーで旅館へ。
 
平泉町からクルマで30分ほどかかる辺鄙な田舎にある「矢びつ温泉 瑞泉閣」(一関市厳美町)。
 
露天風呂つきの大浴場があるので、内風呂のない安価な部屋を予約しておいたのだが、部屋に案内されて、早速、iPad miniでメールを確認しようとしたら、wifiの電波が弱すぎてインターネットに接続できない。「全館wifi利用可能ということだったのでこの旅館を選んだのに」とフロントにクレームすると、内風呂付の高価な部屋に変更してくれた。もちろん、料金は変わらない。ラッキー♡
 
食事は前沢牛のステーキなどそこそこイケた。風呂も、夜は景色がよく見えなかったが、朝は最高。いい気分♨
 
部屋の窓からの眺め↓
 
Photo_4
 
8月8日(月)
 
8:30旅館発→8:40厳美渓着
 
磐井川の渓谷「厳美渓」を見学。
 
Photo_5
 
う~ん、絶景。
 
吊り橋「御覧場橋」を渡る。
 
Photo_6
 
御覧場橋から下流を眺める。
 
Photo_7
 
続いて、ここからクルマで10分ほどのところにある達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)へ。
 
Photo_8
 
坂上田村麻呂が建立したそうだ。
 
西側の岸壁にある岩面大佛は源義家が彫らせたという。
 
Photo_9
 
さぁ、いよいよ中尊寺へ。ここから約30分。
 
11:00中尊寺の駐車場着。
 
「元気でいないと旅行もできないね」というカミさんの声にうなずきながら、なが~いのぼり坂の参道を汗をふきふきえっちらこっちらとのぼり、ようやく本堂に到着。
 
Photo_10
 
本堂は参観料はいらないのだが、その奥にある宝物館「讃衡蔵」、金色堂、それに世界遺産認定5周年を記念して特別にご開帳された秘仏「一字金輪佛頂尊」の3カ所は拝観料がいる。すべて拝観した。
 
そのほかにも、寺院や神社がそこかしこに散在。できるだけ、お賽銭を投げてはその都度仏さまにも神さまにも「ロト6あるいはロト7の大当たりをひとつよろしくお願い奉ります」と拝んできた。これから、その効果が楽しみではある。
 
12:30中尊寺発→13:20猊鼻渓着
 
途中の義経館も見学したかったのだが、猊鼻渓の舟下りの時間が読めなくて、立ち寄らず。日本百景の一つ「猊鼻渓」がこの旅最後の訪問地となった。
 
まずは、天ぷらそばでお腹を満たし、舟下りのチケットを買って乗り場に並ぶ。大人1枚1600円で90分の川上り・川下りが楽しめる。
 
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両岸に切り立つ岩を眺めながら進むと、川の中にはハヤやコイがエサを求めて船についてくる。水面にはカモも。30分くらいで、獅子ケ鼻岩とか大猊鼻岩とか呼ばれる岩壁のある場所に到着。5個100円の運玉を対岸の岩の穴をめがけて投げたりして時間を過ごしたあと、帰り船に乗る。
 
Photo_12
 
帰り船では、船頭さんが鍛え上げた喉を聴かせてくれた。歌うは「げいび追分」。船べりによりかかり、帽子ごしの陽光に照らされながらそっと目を閉じて耳を澄ます。川のせせらぎ、セミや鳥の声、そよ風に揺れる緑葉の擦れ音、船頭さんの歌…。
 
う~ん、ごくらくごくらく、癒されるぅぅぅぅ。
 
15:40猊鼻渓発→16:00一ノ関駅着。レンタカー返却。
 
お土産を物色したあと、洒落た喫茶店に入り、冷え切ったビールとかき氷で時間をつぶす。
 
18:37発新幹線で帰途へ。

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