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2018年3月23日 (金)

バイクの魅力

久々に東京ビッグサイトへ。

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きょうから3日間開催される「第45回東京モーターサイクルショー」の取材だ。

昨年11月の東京モーターショーにも取材で行ったが、規模がでかすぎて見て回るのに疲れてしまうモーターショーに比べ、こちらは午前中だけで十分に見て回れる規模なので老記者のおらには楽しめる。

で、おらが気に入ったバイク。

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どうしても、レトロで重厚なタイプに目が行ってしまう。

スポーツタイプではなく、大人な感じのバイクだ。

大人な感じとなると、やはり日本車よりも外車になる。数多く撮影した写真の中から何気に選んだ上の数枚をみると、やはり独BMWのものが多い。

会場には、青い目をした外国メーカーの日本法人のトップらもちらほら来ていたが、日本でこんなバイクがどのくらい売れているんだろうか。最近の若者はバイクどころかクルマにも興味を示さないとされる中、日本のバイクメーカーですら青息吐息なんだから、ほんとに少数のマニア相手の商売になってしまっているんだろうなぁ。

おらは新聞記者とかジャーナリストとかいう名刺で商売しているが、もとはといえばバイク屋のせがれ。30代になりたての頃、親父の跡を継いだ兄貴の商売を手伝って、店のツーリングクラブにお供したことがある。

自分ではバイクを持っていないので、店の中古バイクコーナーに展示してあるホンダのCBだかなんだかの赤い400ccを引っ張りだし、春、秋、春と1年半の間に3回だけだったが、ツーリングクラブの付き添い役で信濃路をあちこち走り回ったのだ。

そのとき、生まれて初めてバイクの楽しさを味わった。何が楽しいって、直接エンジンにまたがり、股間から上半身に伝わってくるドドドッという振動を感じながらさわやかな風を切って走る心地よさといったらない。広いカーブで仲間に写真を撮ってもらうため、極力車体を倒して、ゆっくりとコーナリングしたり、直線道路を左右に倒しながらジクザグ進行したりして楽しんだ。

怖いのは高速道路。まっすぐ続く道路を100km前後で走っていると、スピードが出るほど車体が固定されているかのようにぶれなくなる。そのぶん身体を動かす必要がないので、顔全体をすっぽり包み込むフルフェイスのヘルメットのために外界と遮断された感覚も手伝って、眠気を催してくるのだ。「いかん、いかん」と頭を振って、自分のバイクが転倒したシーンを想像、首から下は裸同然の身だけに木っ端みじんになってしまうと自ら恐怖心をあおりたて、幼いわが子のことを思いだしては生きて帰らねばと正気に戻る。しかし、まだまだ道は遠く、再び眠気に襲われるという繰り返し。

しかも、ツーリングクラブの若い連中は高速道路に入ったとたん、水を得た魚のようにあっという間にすっ飛んで行ってしまう。だから高速道路は嫌いだった。七曲り坂のような舗装された山道が好きだった。

当時、店にはトライアルのクラブもあったが、バイク乗りが未熟のおらは見学するだけだった。

最近、東京都の小池百合子都知事が電動バイクに補助金をつけると言いだし、東京オリンピックのマラソンの先導車も電動バイクにしたいとして、日本のバイクメーカーに発破をかけているようだ。しかし、バイクの魅力はエンジンに直接跨って走ることにある。振動しない電動バイクは、移動という機能こそ維持するものの、本来の魅力をすっぱり剥ぎ落した抜け殻に過ぎないのである。

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