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2018年8月 6日 (月)

信濃路に遊ぶ

ちょうど1週間前の7月30日(月)から31日(火)まで、信州・安曇野にカミさんと1泊2日の小旅行に行ってきたので、忘れないうちに書き留めておく。

職場の同僚が毎年2~3回安曇野に遊びに行っていて、おらにもしつこく「良いところだから行ってみろ」と勧めるので、信州出身者でもあるし、確かに一度は行ってみるのも悪くなかんべと思い、当初29日(日)~30日(月)の日程でインターネットを使って予約。そしたら26日(木)の朝、NHKの天気予報で台風12号が急接近していることを知り、キャンセル。さらにそしたら27日(金)朝のNHK天気予報で台風12号は急カーブして西日本方面に向かうので安曇野あたりはセーフと知り、同日夜に日にちを1日ずらして再予約。同僚お勧めの4つのホテルのうちの「野猿に会える」(同僚の弁)という「安曇野穂高ビューホテル」をギリギリ予約できた。

7月29日(日)のうちにクルマのガソリンタンクを満タンにし、スタンドの自動洗車機で洗車もして準備万端。30日(月)の8:30に出発した。これ以降は、スマホアプリのグーグルマップのタイムラインで確認しながら書き留めるのだが、このグーグルマップは気に入った。

これまで、カーナビはずっとヤフーの「Y!カーナビ」を使ってきたが、今回初めてグーグルマップを使ってみて、こちらのほうがおらには使いやすいと思えた。このタイムライン機能もY!カーナビにはあるのかないのかわからんが、グーグルマップで初めて知った機能だ。

てなわけで、関越自動車道から上信越自動車道に入って12:22に最初の目的地である長峰山展望台に到着。

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ここまで登ってくる山道が大変。対向車が来たらどちらかが道幅が広い場所までバックしないと通れないような狭い道を30分以上もくねくねくねくねと進んできた。平日だったせいか幸い対向車は3台しかなく、しかもバックしなくても何とかすり抜けられるほどの道幅の場所ですれ違うことができた。展望台の駐車場にも2台しか先客がいなかった。

見晴らしは最高。360度下界を見渡せる。ただし、どこが安曇野の町で、どこが何という土地なのか、さっぱりわからない。てなわけで、さっさと下山。帰りはもう少し道幅が広い道路があるのを発見し、そちらから下りる。

んで13:39に、広大なわさび田を中心とする観光地「大王わさび農場」に到着。

時間が時間だけに、さっさとレストランに直行。目当ての「本わさび丼」にありついた。

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お盆に置かれた「お品書き」によると、北アルプスの雪解け湧水で育った透明な辛みとうま味の「わさび」、長野県産こしひかりの「ご飯」、二種類のかつお節をオリジナルブレンドした「かつお節」、長野県内にある天然醸造蔵の厳選醤油の「醤油」、わさびの茎と芋の甘酢漬けによる「ほろっこ漬け」に、「箸休め」のわさびの葉天ぷら、「香の物」の野沢菜漬、長芋わさび風味で構成。わさびの茎とかつお節、白ごまが乗ったごはんの上に自分でおろしたわさびをかけて、全体をよくかき混ぜ、醤油を好みの分量だけかけてから食す。

どこにも説明がないが、ほんの少しだけ丼の底のほうに赤い塊りが見える。まぐろかささみか、よくわからないほどの少量。後で店の人に聞いたら、ねぎとろだった。

おいしいはおいしいんだが、わさび好きのおらにはもっとたくさんわさびがほしかった。

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水車やら…

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わさび田やら、広い農場内を見学して終了。

14:41碌山美術館に到着。

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この地で生まれた荻原守衛(碌山)の生涯を国宝の「女」など多数の作品とともに紹介。高村光太郎、柳敬助、斎藤与里ら友人たちの作品も多数展示してあり、欧米留学等を通じて切磋琢磨を重ねた明治人らの進取の気骨に思いをはせずにはいられない。翻ってわが身は…となる前に退散。

続いて15:28安曇野ジャンセン美術館に到着。

アルメニア人画家ジャン・ジャンセンの世界初の専門美術館とかで、静かな林に囲まれた瀟洒の建物の中に展示されている繊細な絵画には心安らぐ。ちょうどバレリーナの絵を特集しており、わが家の壁にかけてみたいなと思う素敵な作品ばかりなんだが、こういうのはやはり1枚だけじゃあまり見栄えがしなくて、2~3枚はもらわないと意味ないかなとも思い、今度(宝くじが当たって)大きくてきれいな壁のある家を新築したら改めて考えてみることにした。

安曇野にはやたら美術館が多く、ほかにも回ろうと思ったがカミさんが疲れたというのでホテルへ。

予定よりも1時間早く山の中腹にある安曇野穂高ビューホテルに16:04到着。

本館(?)の1階の畳とベッドの両方ある和洋室に泊まる。窓の外には芝生の庭園、その先には森林が広がる。とりあえず部屋のすぐ近くにある露天風呂へ。風呂から出した頭の周りを虻だか熊蜂だかがぶんぶんと飛び回るのでお湯で追い払いながら浸かった。あまりにもそれらの虫に刺されないかと気が気ではなく、ゆったりできないので、室内の湯船に入り直す。すると、室内の湯船に入ろうとしていた客が怪訝そうな顔をして、室内の湯船に入るのをやめて露天風呂のほうに出ていった。

このとき風呂場ではおらとその客だけだったので、なんでわざわざ自分のほうに近づいてくるのかと、おらのことが不可思議に映ったのだろうか。しばらくして室内の湯船から隣の露天風呂のほうを見ると、その客が必死で虫たちを追い払っていた。ようやく、おらの気持ちが理解できたんではないかと、ほくそ笑んだ。

んで19:15に夕飯。ホテルでは到着順に夕飯の時間を選択できる仕組みになっているそうで、もっと早く食べたかったが、その時間しか空いていなかった。

予約時に注文した通り、和食で天ぷらなど脂っ気のものは少なく、季節の野菜をたっぷり使った料理で充分満足できる内容。おらは地ビールと地酒とワインを1杯ずついただき、カミさんは梅酒を1杯。

一休みしてから、今度は別館(?)のほうにある大浴場へ。そこまでエレベータを乗り換えたり廊下を歩いたりとけっこう距離があるのだが、長い廊下では地元の画家の展示即売をやっており、けっこう楽しめた。

大浴場ではサウナと水風呂を3回繰り返した。サウナに入るのは久々。この数カ月、血圧が130/80前後と快調なので、問題ないだろうと考えた。あゝ爽快!

翌31日(火)は朝6時30分に起床。前夜は11時に寝たので、たっぷり7時間30分も睡眠をとった。ふだん家では4~5時間で目が覚めるのに、なぜか旅先では熟睡するタイプなのだ。

虻や熊蜂のいる露天風呂は避けて大浴場で朝風呂を浴びる。

んで朝食。バイキングなんだが、ビジネスホテルのそれとは違って、おいしい料理がたっぷり。ついつい多めにとり過ぎてしまうのを戒めながらも、つい腹十二分目といったところ。

なぜか旅先だと快便するタイプで、太くて長~いのを1本半出してすっきり。

9:05安曇野穂高ビューホテルを出発。

ホテルのレストランのベランダから続く裏庭にも出没するという野猿の群れは全部で4つあるのだそうだが、滞在中は一度も姿を現してくれなかった。

9:27安曇野ちひろ美術館に到着。

懐かしの絵本画家いわさきちひろの美術館だ。作品とともにちひろの生涯が詳しく紹介されていて、2回結婚したことや、共産党員だったことを知ってびっくり。それにしても、まだまだ男女同権が叶わなかった時代によく頑張ってやりたい仕事を貫きとおしたものだと思う。

いわさきちひろの絵を見ているとなんだかほのぼのとした気持ちになる。見る人の心を平和な気持ちにする絵である。

美術館の周囲はしゃれた公園になっていて、弁当持参で一日遊べる場所だ。

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続いて10:51仁科神明宮に到着。現存する日本最古の神社で、その名称からカミさんの先祖と関係あるかもというので寄ってみた。

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この拝殿の裏に続く中門、釣屋、本殿が国宝だという。

お賽銭(百円玉)を投げ入れ、例によって国家泰安、家内安全、健康第一、宝籤大当たりを祈念し二礼二拍一礼。

続いてグーグルマップのタイムラインではなぜか時間等が不明なのだが、仁科三湖のひとつ青木湖へ。

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予想に反し、ボートだかカヌーだが特殊な船に乗らない限り遊ぶ場所がなくて、ここから一路長野に向かう。善光寺参りをしてから帰路に着こうという考えだ。

グーグルマップで長野市内の駐車場を行き先に選び、その案内通りにクルマを進めたのたが、いや~すごい山道の連続でまいったのなんのって、前日の展望台への登り道など比較にならない強烈な道だった。

一応県道で、大町市の青木湖近辺から小川村に抜ける「長野県道324号線」という。

進むに従ってどんどん道幅が狭くなり、山深くかつ谷深くなっていく。道幅が車幅ぎりぎりな感じで、対向車が現れたらそりこそアウト。パックを強いられたら、脱輪してしまいそうで、怖いので、そんなときはクルマから下りて、対向車の運転手に代わりにおらのクルマを運転してもらうことにしようとも考えた。

30分ほどして登りきると、今度は下り。それもかなり勾配のきつい坂をくねくねと曲がりながら降りていくので、カミさんは大きな声を出しっぱなし。運転する側にしてみれば、下りのほうが楽なんだが、助手席に座るカミさんにすればジェットコースター以上にスリル満点だったことだろう。幸い、奇跡的に対向車は1台もなかった。

都合1時間ほど山道を走って、ようやく広い道路に出た。ホッ。もしかしたらこの道路が今度の旅のいちばんのハイライトだったかもしれない。絶対、二度と来ないけど。

12:26長野市内の有料駐車場に到着。

善光寺の門前のそば屋でとろろそばをいただく。

参道を通って善光寺本堂へ。

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国家安泰、家内安全、健康第一、宝籤大当たりを祈願。念には念をと「お戒壇めぐり」もしたが、サマージャンボ連番10枚を家に置いてきてしまったのは失敗だったかもと多少の不安を抱きながら再び参道へ。本当は善光寺にはいろいろと見て回る場所が多いのだが、あまり帰宅が遅くなってはいけないと、あきらめた。参道で今度はかき氷をいただいて駐車場へ。

一路、家路を急ぎ、家の近所の回らない(新幹線で運んでくるタイプの)回り寿司屋で夕飯を摂ってから帰宅したのでした。

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